東京高裁エレベーター停止、アスベスト飛散疑い

 東京高裁は10日、同高裁や東京地裁などが入る東京都千代田区の合同庁舎(地上19階、地下3階建て)の来庁者用エレベーター19基のうち18基について、アスベストが飛散している可能性があるとして運転を停止した。

 来庁者の移動に支障を来し、裁判計10件の期日が取り消しや延期となった。復旧のめどは立っていない。

 同高裁によると、昨年12月に行ったエレベーターの定期測定結果が9日夜に判明。18基のかごが上下する空間で、アスベストの疑いのある繊維量が国の基準値を上回っていた。このため、10日の開庁前に運転停止の措置をとった。1基は基準値を下回っていた。

 同高裁は繊維の分析を専門業者に委託し、アスベストの有無を調べる。来庁者は最大で1日約1万人に上り、混乱も予想されることから、同高裁は「時間に余裕を持って来庁してほしい」と呼びかけている。

2018年1月11日08:51 Copyright © The Yomiuri Shimbun