オウム系2団体、密接さ示すメールなどの新証拠

 オウム真理教の後継主流派「Aleph(アレフ)」から分派した「ひかりの輪」(上祐史浩代表)について、公安調査庁が、両団体の構成員の間でやりとりされたメールなどを、密接な関係を示す「新証拠」として公安審査委員会(房村精一委員長)に提出していたことがわかった。

 同庁は両団体の観察処分を更新するよう公安審に請求中で、関係者によると、公安審は月内に請求を認める公算が大きい。

 観察処分は2000年から3年ごとに更新され、今月末に更新期限が切れるため、同庁は昨年11月、両団体について更新を公安審に請求した。

 一方、東京地裁は昨年9月、両団体が国に観察処分を取り消すよう求めた訴訟で、ひかりの輪については、松本智津夫死刑囚(62)の強い影響下にないとした上で、「アレフとの間で幹部構成員の人事交流があったことなどはなく、一つの組織とは認められない」として観察処分を取り消した。国は控訴して裁判は東京高裁で続いており、公安審が観察処分の更新を認めるかどうかが注目されている。

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2018年1月11日09:17 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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