石川テレビ、仮アンテナでほぼ放送復旧

 フジテレビ系列の石川テレビ放送(金沢市)とTBS系列の北陸放送(同市)が10日夜から、送信鉄塔の故障により石川県内で広範囲にわたって放送を中断していた問題で、石川テレビ放送は11日午前、鉄塔に仮アンテナを設置し、約46万ある受信世帯のほぼ全域で復旧したと発表した。

 北陸放送は「視聴範囲は広がっているが、確認中」としている。

 石川テレビ放送によると、故障したのは同社敷地内にあり、両局が共用している高さ約160メートルの送信鉄塔。10日午後7時前に両局の放送が中断し、同7時20分頃、鉄塔の高さ約110メートル付近でケーブルの被膜から火花が出ているのを確認した。落雷が原因とみられるという。鉄塔には避雷針が設置されており、石川テレビ放送が原因を詳しく調査し、全面復旧を進めている。総務省北陸総合通信局(同市)によると、近年、これほどの長時間の放送中断は全国的にも例がないという。

2018年1月11日12:42 Copyright © The Yomiuri Shimbun