神保町グルメ44店、地元女子大学生がカルタに

  • かるたを前に制作当時の思い出を語る田野さん(左)と池ノ谷さん(東京都千代田区の共立女子大で)
    かるたを前に制作当時の思い出を語る田野さん(左)と池ノ谷さん(東京都千代田区の共立女子大で)

 東京都千代田区の神田神保町周辺に店舗を構える飲食店を題材に、地元の共立女子大の学生が「神保町グルメかるた」を制作した。

 50音のうち、「を」や「ん」などを除いて、計44店を紹介。登場する店が協力し、かるたがもらえるスタンプラリーも行われている。

 かるたを制作したのは今春、同大家政学部建築・デザイン学科を卒業した7人。在学中に地域活性化を考える授業を受け、かるた作りを思いついた。

 例えば「つ」の読み札では、「常に行列 本場の讃岐うどん」と、人気うどん店を紹介。「ま」では、老舗喫茶店の雰囲気を「まるで異世界 昭和の喫茶」と表現した。

 絵札は各店の温かい雰囲気を伝えるため、パソコンを使って水彩画のタッチで描写。制作メンバーの一人、池ノ谷玲香さん(22)は「得意な絵で、お店の魅力を伝えられるし、遊びながら楽しくお店を知ってもらえると思った」と説明する。

 授業が終わる昨年7月末までに約20店分が完成。地元住民らに披露したところ好評で、メンバーらは「最後まで完成させたい」と、学内で協力者も募り、かるた作りを続けた。

 全44店分の読み札と絵札が完成したのは、卒業式を2週間後に控えた2月末。3月12日に学内で行ったお披露目には、44店のうち半分近くの店舗の主人らが訪れ、お礼を言われたという。

 途中から加わった田野萌佳さん(22)は「麺類など細部の表現が難しい絵もあったけど、頑張って良かった」と振り返る。

 スタンプラリーでは、今月28日までにかるたに登場する店で食事し、スタンプを5個集めると(同一店でも可)、神保町の「本と街の案内所」でかるたがもらえる。店舗一覧や地図は、共立女子大のホームページなどで見ることができる。

2018年4月16日18:29 Copyright © The Yomiuri Shimbun