銀行強盗未遂犯捕まらず、近くでコンビニ強盗

  • 強盗致傷事件のあった現場周辺を調べる捜査員ら(15日午前8時55分、伊達市梁川町で)
    強盗致傷事件のあった現場周辺を調べる捜査員ら(15日午前8時55分、伊達市梁川町で)

 15日午前4時55分頃、福島県伊達市梁川町のコンビニ店「セブン―イレブン福島梁川右城町店」に男が押し入り、男性店員に包丁のようなものを見せて「金を出せ」と脅した。

 男は店員ともみ合った後、レジから現金約8万円を奪い逃走。店員は両手を切るけがを負った。当時、店内にいたのはこの店員だけで、買い物客はいなかった。伊達署が強盗致傷事件として捜査している。

 同署によると、男は20~30歳代、身長1メートル60~70の中肉。黒色のジャンパーとズボン、眼鏡にマスク姿だった。同署が防犯カメラの映像を解析するなどして男の行方を追っている。

 駆け付けた女性店員は「職場で強盗事件なんて信じられない。もし自分がいたらと思うと怖い」と話した。

 現場は、阿武隈急行線やながわ希望の森公園前駅から約750メートル西の住宅街。約400メートル西には梁川小学校がある。事件を受け、市教育委員会は市内全22小中学校の児童生徒を一斉下校させた。

 市内では4月12日にも、今回の現場から約6キロ離れた東邦銀行保原支店(伊達市保原町)で強盗未遂事件があったばかり。女性行員に拳銃のようなものを見せて何も取らずに逃げた男は、いまも逃走を続けている。

 付近を毎朝散歩している近くの男性(83)は「銀行強盗未遂の犯人も捕まっていないのに、またコンビニ強盗とは。戸締まりをしっかりしないと」と不安そうに語った。

2018年5月16日08:52 Copyright © The Yomiuri Shimbun