美帆の「金」の靴、急ごしらえ…地元店が助け舟

  • スケート靴のブレードを磨く松田さん(21日、北海道幕別町で)
    スケート靴のブレードを磨く松田さん(21日、北海道幕別町で)

 高木美帆選手が平昌五輪で使っているスケート靴のブレード(刃)は、今シーズン開幕前、地元の北海道幕別町のスポーツ用品店「スケートプロショップおおさか」が用意した「急ごしらえ」のものだった。

 美帆選手は子供の頃から、同店の松田記一きいち専務(57)に靴の調整を依頼してきた。最近は自分で靴とブレードを海外などから調達。受け取った松田さんがブレードを研磨し、靴に装着して仕上げる。

 ところが今シーズンの開幕前に美帆選手が持参したブレードはいつも使っているものより長かった。松田さんが「長いけど大丈夫?」と指摘すると、美帆選手は驚きの表情を浮かべたという。

 開幕は迫っており、メーカーに、いつもの長さのブレードを再発注する時間はなかった。慌てる美帆選手に、松田さんは、店内の在庫から美帆選手に合いそうな別のブレードを見繕い、研磨して靴に装着した。

 平昌で美帆選手はこの靴で金、銀、銅のメダル3個を獲得した。松田さんは「氷をきちんととらえている」と満足そうに語った。

2018年2月22日15:47 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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