五輪に大規模な応援団・芸術団、北の常とう手段

 【ソウル=水野祥】北朝鮮が9日、平昌ピョンチャン冬季五輪に参加する意向を正式に表明した。

 選手団以外にも高官級代表団、応援団、芸術団、記者団を含めた大規模な派遣団を送る。韓国とのスポーツ交流を通じて融和ムードを演出するのは北朝鮮の常とう手段で、韓国に大幅な譲歩を迫るための政治利用を警戒する声が出ている。

 北朝鮮の参加が正式に決まれば、出場を有力視されるのが、出場権を唯一獲得したフィギュアスケートのペアだ。昨年9月に出場権を得たが、北朝鮮側が五輪への出場意思を示さなかったため、日本の繰り上げ出場が決まった。国際オリンピック委員会(IOC)がワイルドカード(推薦枠)の付与を検討している。

 昨年の国際大会に出場したショートトラックなども同様に推薦枠で出られる可能性があり、IOCは8日、五輪への出場登録期限を延長するとの声明を発表した。8日には、北朝鮮の張雄チャンウン・IOC委員がIOC本部のあるスイスを訪問。今後バッハIOC会長と参加種目などを話し合うとみられる。

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2018年1月10日09:22 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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