日中外相、北朝鮮のミサイル制裁決議順守で一致

 【ボン(ドイツ西部)=森藤千恵】岸田外相は17日午前(日本時間17日午後)、ドイツ・ボンで中国の王毅ワンイー外相と会談し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、国連安全保障理事会の制裁決議を順守することが重要との認識で一致した。

 両外相の会談は昨年8月以来。

 岸田氏は会談で「責任ある安保理常任理事国として建設的な対応を求める」と制裁決議の厳格な履行を求めた。拉致問題についても中国の理解と支持を要請した。これに対し、王氏は「中国は決議をきちんと履行している」と応じた。

 また、王氏は台湾を中国の一部とみなす「一つの中国」の原則について改めて理解を求め、岸田氏も中国の立場を尊重していることを伝えた。会談では中国が進出を強める東シナ海の情勢についても意見交換した。

2017年02月18日 00時03分 Copyright © The Yomiuri Shimbun