「おごり高ぶり、都政丸投げ」小池氏を自民批判

 東京都議会第4回定例会は6日、主要5会派による代表質問が行われ、国政政党「希望の党」の代表として10月の衆院選に臨んだ小池知事の政治姿勢などを巡り、批判や注文が相次いだ。

 自民党は対決姿勢を強め、「おごり高ぶった言動や、都政丸投げの無責任さで(希望が)大敗した」と、衆院選での小池知事の対応を痛烈に批判。知事が都民の支持を失っていると指摘した。

 これに対し、小池知事は「国政の場に同志を増やし、新しい政治の流れを作るとの思いだった」と説明した上で、「都議会や都民の皆さまにご心配をおかけしたのも事実。改めて都政にまい進する」と決意を述べた。

 知事与党から「是々非々」の対応に転じた公明党からも厳しい言葉が相次いだ。今後の都政運営については「都民が知事に求めているのは、市場移転、入札制度改革など、自ら着手した改革や見直しに、自らが決着をつけることだ」と注文。入札不調が続く豊洲市場の追加安全対策工事については「随意契約への移行を検討しているようだが、遅きに失した」と突き放した。

 小池知事は「改革は入札の透明性を高めることが主眼で、始まったばかり。今後、検証を進めていくことが重要」と理解を求めた。

 共産党は「都政で得た人気に乗じて希望の党を立ち上げ、乱暴に野党の分断を図った」と批判。民進党も「知事は任期を全うするのか」と問いただした。

 一方、知事与党の都民ファーストの会は「入札制度改革で予定価格を事後公表にした結果、不調は19%になったが、国(関東地方整備局)も18・7%でほぼ同じ」などと知事の政策を擁護。豊洲市場の工事については「個別、特別な事例。速やかに契約手続きを進めていくべきだ」と提言した。

 小池知事はこの日の代表質問後、「総選挙があって初めての議会で、その点についての質問や指摘があった。しっかり真摯しんしに受け止めたい」と語った。

2017年12月7日10:27 Copyright © The Yomiuri Shimbun