進次郎氏、党執行部と距離…与党系候補応援断る

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が党執行部と距離を置く場面が目立っている。

 小泉氏は10日、青森県三沢市で講演し、「一つのことに『おかしい』と言えなくなり、黙っていることに慣れてきたら終わりだ」と訴えた。学校法人「森友学園」「加計かけ学園」問題などを念頭に、真相究明に取り組む姿勢を強調したものとみられる。小泉氏は加計学園の獣医学部新設問題で、国会に特別委員会を設けて調査することを求め、与党議員を驚かせた。自民党が参院の定数を増やす公職選挙法改正案を了承した6日の会議でも、「心配なのは国民にどう映るかだ」と声を上げた。

 与党系候補が接戦を制した10日投開票の新潟県知事選でも物議を醸した。執行部の一人が選挙戦終盤で現地入りを打診したのに対し、応じなかったためだ。父親の純一郎元首相が告示前に野党系候補を激励したことから、「親子対決と騒がれるのを避けたかったのではないか」(若手)との見方もあるが、執行部からの応援要請を断るのは異例だ。

 知名度の高い小泉氏の言動は世論への影響が大きいだけに、執行部は気をもんでいる。

2018年6月12日07:24 Copyright © The Yomiuri Shimbun