福島第一3号機、燃料収納へ小型クレーン設置

  • 福島第一原発3号機の燃料プールに設置するためつり上げられた「燃料取り扱い機」。かまぼこ形の屋根の下にプールがある(12日朝、読売ヘリから)=小林武仁撮影
    福島第一原発3号機の燃料プールに設置するためつり上げられた「燃料取り扱い機」。かまぼこ形の屋根の下にプールがある(12日朝、読売ヘリから)=小林武仁撮影

 東京電力は12日、福島第一原子力発電所3号機の使用済み核燃料プールの上に、燃料取り出し用の小型クレーンを設置した。

 来年度中頃から実際に燃料の取り出しを始める計画だ。

 このクレーンは重さ72トン。「燃料取り扱い機」と呼ばれ、プールの燃料を水中で輸送容器に収納する。12日早朝、遠隔操作の重機で地上からつり上げ、白い防護服姿の作業員がプールのある原子炉建屋5階に取り付けた。

 事故発生から6年8か月が経過したが、炉心溶融(メルトダウン)した同原発1~3号機では、原子炉だけでなくプールの燃料も手付かずのままだ。3号機のプールには未使用分も含めて566本の燃料が残る。今後の廃炉作業の妨げになる恐れがあるため、燃料プールから取り出し、約200メートル離れた「共用プール」に移送する。

  • 燃料取り扱い機」の設置完了…福島第一原発
    燃料取り扱い機」の設置完了…福島第一原発
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