猿橋賞、地震研究の寺川寿子・名古屋大講師に

 自然科学の分野で優れた研究成果を挙げた女性科学者に贈られる「猿橋賞」の第38回受賞者が16日、名古屋大の寺川寿子としこ講師(49)(地震学)に決まった。

 受賞テーマは「地震活動を支配する地殻応力と間隙かんげき流体圧に関する研究」。寺川さんは地下の岩盤に含まれる水やガスの圧力が岩盤の強度に影響することに着目。地震の際に岩盤内で働いている力を、地震波のデータから推定する手法を開発し、この手法を用いて東日本大震災後に内陸部で起きた余震のメカニズムを合理的に説明した。

2018年4月16日19:03 Copyright © The Yomiuri Shimbun