名古屋

正倉院の宝物 名古屋で解説

 「第69回正倉院展」(28日~11月13日、奈良国立博物館)の見どころを語る「正倉院フォーラム名古屋」(読売新聞社主催)が7日、名古屋市瑞穂区の市博物館で開かれた。奈良国立博物館の清水健・工芸考古室長が「正倉院と東大寺」をテーマに講演し、約230人が聞き入った。

 清水室長は、正倉院の建てられた土地が元々東大寺の敷地で、明治時代初期までは東大寺が管理していたことなど両者のつながりを説明。出展宝物の羊木ひつじき臈纈ろうけちの屏風びょうぶについて、「木の下に動物を描くのはペルシャ風、絵の下部に山を配置するのは中国風」などと国際色を指摘した。