「SEIMEI」ポーズやお辞儀、感激の杜の都

  • 五輪のフリープログラム「SEIMEI」の決めポーズを取ると、沿道からひときわ大きな歓声が上がった=宇田和幸撮影
    五輪のフリープログラム「SEIMEI」の決めポーズを取ると、沿道からひときわ大きな歓声が上がった=宇田和幸撮影

 再び金メダルとともに地元・仙台に凱旋がいせんしたフィギュアスケート男子・羽生結弦選手(23)をねぎらおうと、22日、パレードが行われた仙台市中心部の沿道には大勢の市民らが詰めかけた。

 「おかえり」「連覇おめでとう 王者結弦」。新緑に包まれたもりの都には歓声が響き続けた。

 約1100メートルのパレードの会場となった「東二番丁通」脇の生け垣などは朝から、羽生選手を少しでも近くで見ようとする「場所取り」の人々でいっぱいに。午後1時半のスタート直前には気温が29・9度まで上昇する中、4年前のパレードより約1万6000人多い市民らが待ちかまえた。羽生選手が近づいてくると、「ユヅー」「こっちを向いてー」と黄色い歓声が飛んだ。羽生選手も両手を広げる平昌ピョンチャン五輪でのフリープログラム「SEIMEI」のポーズを決めたり、お辞儀をしたりして応えていた。

 午前10時頃から東二番丁通で待ち、観覧エリアの最前列近くで声援を送った宮城県富谷市の中学教諭の女性(53)は、「同じ空気感を味わえて本当に幸せ」と感激した様子だった。気仙沼市にあった実家が東日本大震災の津波で流されたといい、「羽生選手はいつも被災者のことを気にかけ、気持ちを理解してくれる」と語った。

 沿道には外国人の姿も目立った。平昌大会を現地で観戦したという東北大大学院に留学中の中国人女性(25)は、パレードの実行委員会が製作したTシャツなどの記念グッズを身に着け、手を振った。「4年後の北京五輪でも羽生選手に金メダルを取ってもらい、また、仙台でパレードを見たい」と興奮気味に話した。

 パレードは約35分で終了。観客たちはその場で、撮影した写真を友達同士で見せ合うなどして名残惜しそうにしていた。

  • 応援グッズなどを手に羽生選手に声援を送るファンら=林陽一撮影
    応援グッズなどを手に羽生選手に声援を送るファンら=林陽一撮影
  • 沿道を埋めるファンらに手を振って応える羽生選手(22日午後1時40分、仙台市青葉区で)=関口寛人撮影
    沿道を埋めるファンらに手を振って応える羽生選手(22日午後1時40分、仙台市青葉区で)=関口寛人撮影

日程・結果

  • メダル確定日
  • 競技実施日
大会日程(日付は日本時間)
男子
女子
ペア
アイスダンス
団体
8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

注目選手

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OARはロシアからの五輪選手