「レゴ」題材のアニメ映画 声優に出川哲朗さん

  • 「受けるポーズを」とのお願いに、「こういうのが一番イヤ」と照れながら、出川さんが教えてくれたポーズで記念撮影
    「受けるポーズを」とのお願いに、「こういうのが一番イヤ」と照れながら、出川さんが教えてくれたポーズで記念撮影

 ブロック玩具がんぐ「レゴ」を題材だいざいにしたアニメ映画「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」が30日から全国公開されますが、声優せいゆうに、お笑い芸人の出川哲朗でがわてつろうさん(53)が挑戦ちょうせんしています。出川さんにインタビューし、え現場の様子や、お茶の間での人気の秘密ひみつさぐりました。

七つの役 パッションで挑戦

 今回出川さんが声優をつとめる作品は、テレビ東京系で放送されているアニメの劇場版げきじょうばんです。まるでレゴの世界に入りんだような映像えいぞうや、手にあせにぎ冒険ぼうけんストーリーが魅力みりょくです。映画では、「ニンジャゴーシティ」というまち征服せいふくしようとする悪の帝王ていおう「ブラックガーマドン」に対して、主人公ロイドと仲間なかま忍者にんじゃたちが立ち上がります。

 出川さんが演じるのは、「兵士へいし」や、「サメ将軍しょうぐん」など出番の少ない脇役わきやくが七つ……。そのことを質問すると、出川さんは、「あれ、出川さん出てたのかな、と思われるくらい、普段ふだんの出川哲朗を封印ふういんしたので。声優としてやりきったと思っています」ときっぱり。

 そう言い切れるのは、当初三つだった役が、オーディションで監督かんとくにアピールして、七つに増えたという裏話うらばなしがあるから。「7色の声を持つ男」を自称じしょうし、高さや速さを変えながら、7パターンの声を出してくれました。

 出川さんは映画について、「家族愛や友情ゆうじょうを感じることができる作品」と言います。また、「登場人物は一人ひとり自分らしい武器ぶきを持っています。作品を通して、自分を信じて進む力強さを学んでほしいです」とも。

 出川さんといえば、バラエティー番組で「やばいよ、やばいよ」と言いながら危険きけんなことにも挑戦し、笑いを取りに行く姿すがたで知られています。でも、最近では面白おもしろいだけではなく、その「まっすぐさ」が受けています。日本テレビ系「世界のてまでイッテQ!」では、海外ロケで、身ぶり手ぶりを交えながら片言かたことの英語でし通し、ついに外国人と心が通じあうようになる様子が人気を集めています。その独特どくとくな英語は「出川イングリッシュ」とも呼ばれ、学校の授業で、「英語が出来なくてもめげずに話す」ことを学ぶ教材として、番組の映像を見たジュニア記者もいます。

 そんな出川さんがもっとも大切にしているものはと聞くと、「パッションです。僕にとってのパッションとは、情熱じょうねつですね。そのまんまです。でも何よりも大切です」と答えてくれました。そして、むねを指しながら、「ここにパッションがあるんです」。おちゃめでありつつ、仕事への情熱をしっかりと持ち、自分のスタイルをつらぬ姿勢しせいが、人気の理由だと感じました。

(高2・井出千絃いでちづる、高1・久保田千紘くぼたちひろ、中1・井出二葉いでふたば富田涼真とみたりょうま記者、撮影さつえい高橋美帆たかはしみほ