キャンパス アート アワード

「キャンパス アート アワード2017」の審査員決まる

 地元の「イチオシ」をテーマに、読売中高生新聞と文房具メーカー「コクヨ」が開催中の絵画コンテスト「キャンパス アート アワード2017」の審査員が決まりました。「フテネコ」のイラストで知られるお笑い芸人・芦沢ムネトさんと、週刊少年マガジンでマンガ「ベイビーステップ」を連載中の漫画家・勝木光さんです!! 昨年に続き、審査員を務めてくれる2人にそれぞれの「地元のイチオシ」について聞きました。

芦沢ムネトさん

 僕は高校1年の頃まで、東京・町田市に住んでいました。緑が豊かで公園がいくつもあって、子供が遊ぶにはすごくいいところです。

 中でも一番思い出がたくさんあるのは、自宅近くにある「やなぎ公園」です。中学校の目の前だったので、学校の帰りによく友達と遊びに行きました。

 この絵に描いたのは、そのやなぎ公園にいる僕と、初めての彼女Iさん。どこかアジアンな雰囲気を持っていて、小学校の頃から好きでした。

 中学生になってから、電話で「好きな人いるの?」っていう話になって、僕が「Iさんが好き」って言ったら、「私も」って……。すんごくうれしかったんですけど、「誰かに見られるかも」と思うと恥ずかしくて、まともにデートもできなかったんです。

 ほら見てください、この微妙な距離感(笑)。実は、別れ話しているところです。好きなのに思うようにいかなくて、結局、最後はどうしていいかわからなくなったんですよね。やなぎ公園はまさに、思春期の僕を見守ってくれた舞台でした。

 これまで2回審査に参加しましたが、昨年は1回目より作品の幅が広がって、選ぶのがより難しくなりました。その中で「いいな」と思える絵には、何かしら訴えるものがあったと思うんです。

 だから、「これだ!」というポイントを持って描いてほしい。みなさんの「イチオシ」に、僕たちも交ざっていけるように。「どうしたら伝わるかな?」って悩み、楽しみ、ドキドキしながら描いてほしいですね。楽しみにしています!!


【略歴】

 あしざわ・むねと お笑いグループ「パップコーン」のリーダー。東京都町田市出身。「フテネコ」のイラストがツイッターなどで人気となっている。審査員は3年連続3回目。


勝木光さん

 「湘南」といわれる私の地元・神奈川県藤沢市は、海沿いから少し離れると山になっていて、近所にも何か所か坂があります。

 私は、坂が結構好きなんです。坂の上から見る見晴らしの良い景色も好きだし、下から見ると、どんどん空に近づいていく感じも好き。だから、自分の作品にも描いています。

 これはデビュー作の「ダチョウの飛ぶ空」の一コマです。坂の上にある母校の中学校の近くを歩いて、この景色を見つけました。入り組んでいる路地を見渡せるところが気に入っています。描きたい風景を探しに出かけるのも楽しいです。

 前回は、大きく分けるととても写実的に描いた作品と、デザイン、構図にこだわった作品の2パターンがあったと思います。それぞれに良さがあり、私も審査をしながら「自分ならこれをどう描くだろう」と考えながら見ていました。

 印象に残った作品には、それぞれ見せ方に工夫がありました。梨の実を輝かせて、みずみずしさを表現したり、流鏑馬(やぶさめ)の勢いを表現するために、背景を赤にしたり。瀬戸物の柄を見せるために器を真上から描いているのも面白かったです。

 今年も、みなさんの好きなものや好きな場所を、たくさん教えてもらえたらうれしいです!



【略歴】

 かつき・ひかる 漫画家。神奈川県藤沢市出身。2002年、「ダチョウの飛ぶ空」でデビュー。07年から週刊少年マガジンでテニス漫画「ベイビーステップ」を連載中。


<募集要項>

 ◇キャンパス アート アワード2017

【テーマ】My Sweet Home Town~地元のイチオシ~

【応募資格】国内在住の中学生、高校生

【応募条件】作品は画用紙八つ切り(271mm×382mm)またはB4判(257mm×364mm)、B5判(182mm×257mm)。いずれもタテのみ。パソコンなどを使ったグラフィックデザインや写真は不可。

【表彰】グランプリ(1点)、読売中高生新聞賞(1点)、コクヨ賞(1点)、地区優秀賞(6点)

【応募期間】6月1日~9月8日(必着)

【結果発表】2017年11月下旬予定

【共催】コクヨ、読売中高生新聞

【後援】観光庁

 応募方法などの詳細は、コクヨの公式ホームページへ。