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真凜は憧れ…スケーター本田望結、ジュニアで躍動

読売新聞編集委員 三宅宏
  • 近畿選手権の女子ジュニアフリーで4位になった本田望結(2017年10月8日撮影)
    近畿選手権の女子ジュニアフリーで4位になった本田望結(2017年10月8日撮影)

 女優とフィギュアスケーターを両立している本田望結(みゆ)(13)が近畿フィギュアスケート選手権(10月6~9日、尼崎市)のジュニア女子に出場、4位に入り、上位大会である西日本ジュニア選手権(11月2~5日、福岡市)への出場を決めた。

 本田はショートプログラム(SP)で、目標としていた50点を超える54.38点をマーク。冒頭の3回転―2回転の連続ジャンプを決めると、二つのスピンで最高難度のレベル4を獲得した。フリー(89.28点)では、ジャンプの回転不足や「正しくないエッジでのジャンプ」などのミスはあったが、大崩れはせず、SP4位、フリー4位で、総合でも4位になった。

 「SPは今回しっかりと練習をしてきて、その成果が出たのはうれしい。フリーに関しては、もうちょっとできたなというジャンプやステップがあった。西日本に行けるのはすごくうれしいので、しっかりと悔しさを晴らせるように頑張りたい」

 西日本から全日本へと続くこの大会にかけていた本田の思いは強かった。

 ここしばらくは女優業を休み、「スケート中心で、ほぼ毎日練習」を続けてきた。西日本に向けても「トレーナーの先生といっしょに、やっていくことはしっかり考えている」といい、「毎日少しずつ成長できるように頑張りたい」と決意を固めている。

 あらためて言うまでもないが、姉は、平昌五輪を目指す本田真凜(まりん)だ。望結の言動からは、2人の仲の良さと、姉への憧れが伝わってくる。

 今回、近畿選手権のジュニア女子SPがあった10月7日は、姉・真凜が出場する「ジャパンオープン」と日程が重なった。望結は、真凜がフリーで演じる「トゥーランドット」が大好きで、彼女が演じている写真を携帯の待ち受けにしているほど。7日は自分のことより、「お姉ちゃんのジャパンオープンのほうが気になって、ずっと携帯で調べていた」という。

 望結によると、「跳ぶことに対して自分は論理的に考える部分があり、お姉ちゃんはリズムよく感覚で跳ぶ」そうだ。論理的なことはいいこと、と納得したうえで、姉のような跳び方もすごくいいことと感じてもいる。

 「一番身近にいて、生で見られるというのがお姉ちゃんなので、お姉ちゃんのジャンプと妹(紗来(さら))のいいところを盗んで。いい所といい所だと、よりよくなると思うので、頑張ってやっていきたい」

 望結は姉から、「望結、今のよかったやん」と褒められるのがすごくうれしいという。世界レベルの姉・真凜は、いいお手本になっているようだ。