独社民党党首にEU前議長のシュルツ氏

  • シュルツ氏(ロイター)
    シュルツ氏(ロイター)

 【バーデンバーデン(独南西部)=井口馨】ドイツの中道左派・社会民主党(SPD)は19日、ベルリンで党大会を開き、欧州連合(EU)の欧州議会前議長マルティン・シュルツ氏(61)を党首に選出した。

 9月の連邦議会選に向けた首相候補となる。

 SPDの政党支持率は、メルケル首相が率いる中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に迫っており、シュルツ首相が誕生する可能性もあると指摘されている。

 シュルツ氏は地方政界が長く、親しみやすさが持ち味だ。弁も立ち、メルケル氏ほど緊縮財政にこだわらない方針を示している。EU統合の推進派だ。

 SPDは2013年以降、CDU・CSUと大連立を組んでいるが、選挙後に連立を解消する方針だ。最新の世論調査によると、SPDの支持率はこの2か月で10ポイント以上伸ばして32%に達し、CDU・CSUの33%に迫る勢いだ。

2017年03月20日 09時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun