北ミサイル「米本土に届く射程9千キロが目標」

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 【モスクワ=畑武尊】ロシア下院外交委員会のアントン・モロゾフ議員は10日、北朝鮮を2~6日に訪問して平壌で金永南キムヨンナム最高人民会議常任委員長と会談した際、金氏が弾道ミサイル開発について「米本土に到達可能な9000キロ・メートルに射程を伸ばすのが目標だ」と語ったと明らかにした。

 インターファクス通信が伝えた。

 金氏は、ミサイル性能を改良する理由を「米国の侵略の可能性に対応を迫られているため」と説明した。現在保有するミサイルの最大射程は「3000キロ・メートル」と語ったという。北朝鮮が9月15日に発射した中距離弾道ミサイル「火星12」は、約3700キロ・メートル飛行したが、射程を短く見積もった理由は不明。モロゾフ氏は、現時点では、米朝間の直接対話は難しいとの感触を得たという。