初のW杯開幕が目前、盛り上がり欠くロシア国内

  • ロシア代表の試合が行われたスタジアム周辺で犬と共に警備にあたる警察官ら(5日、モスクワで)=宇那木健一撮影
    ロシア代表の試合が行われたスタジアム周辺で犬と共に警備にあたる警察官ら(5日、モスクワで)=宇那木健一撮影

 【モスクワ=畑武尊】ロシアのプーチン政権がスポーツ強国としての威信回復を目指すサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会が14日、開幕する。

 欧米との関係が悪化、国内の盛り上がりも今ひとつで、不安を抱えている。

 プーチン大統領は8日、国民向けのテレビ演説で、ロシアにとって初のW杯開催を「栄誉だ」と述べた。ロシアは、今年2月の平昌五輪では、ドーピング問題で、国として出場できなかった。プーチン政権はW杯を負のイメージ払拭ふっしょくの舞台と位置付ける。

 だが、3月に英国で起きた露元情報機関員らが神経剤で襲撃された事件にロシアが関与したとして、イングランドが出場する英国はW杯への王室関係者や閣僚の派遣を取りやめた。ジョンソン英外相はロシアでのW杯を、ヒトラーのナチス・ドイツ政権下で開催された1936年のベルリン五輪になぞらえ、プーチン政権を批判した。

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2018年6月12日07:38 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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