強硬派ボルトン補佐官、米朝拡大会合に出席

まとめ読み「米朝首脳会談」はこちら

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談は、12日午前9時55分(現地時間、日本時間午前10時55分)すぎから、シンガポールのホテルで「拡大会合」を行った。

 拡大会合には、米側がポンペオ国務長官、ボルトン国家安全保障担当大統領補佐官らが同席。北朝鮮側は金英哲(キムヨンチョル)党副委員長、李容浩(リヨンホ)外相らが出席した。

 このうち、米側のボルトン氏は、対北朝鮮制裁を緩和する前に核を放棄させる「リビア方式」の適用を主張する対北「強硬派」で知られる。

 北朝鮮は5月16日の第1外務次官談話で、ボルトン氏について「我々は彼(ボルトン氏)に対する拒否感を隠さない」と指摘したうえで、「トランプ政権がボルトンのようなエセ『憂国の士』の言葉に従うなら、米朝首脳会談をはじめ全般的な米朝関係の展望がどうなるかは火を見るより明らかだ」と非難したことがある。

 トランプ氏は、こうした北朝鮮側の反発を考慮し、一時「ボルトン外し」を図っているとの見方もあったが、今回、ボルトン氏が拡大会合に加わったことで、会談にどんな影響を及ぼすかも注目されそうだ。

2018年6月12日12:36 Copyright © The Yomiuri Shimbun